4.みずがめ座デルタ流星群

極大 2023年7月31日頃

観測期間7月28日~8月3日頃

昔からの呼び方では「みずがめ座デルタ'南'群」ということが多い群です。梅雨明けの好天に恵まれる時期ですが、あまり明確な極大がありません。出現の多い30日~1日、この3日間では、天気の良い日が最も出現数が多い日ということにになるでしょう。

 

<輻射点の探し方>2023年7月末 22時頃、スマホのコンパスで南東を探し、まずそちらを見ましょう。明るい「土星」が目立ちます。輻射点は、この土星のすぐ下あたりになります。

21時頃に輻射点は東南東から昇ってきます。1時半ころには南中します。今年は、残念ながら大きな月が南の空にあります。満月前の明るい月ですので、北を向いて観測する方が良いかもしれません。輻射点は土星の近くですので、どの方向を向いて観測しても良い目印になります。 

時半頃 月は西に沈んでいきます。 月が沈むと共に秋の星座がにぎやかになりますが、薄明も近づいてきます。この群の流星はイータ群とは違い中速の流星が天の川の中を流れるのがみえるでしょう。